【手順解説】FX初心者がスワップポイントを実際に受け取ってみた結果

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FXは様々な国の通貨を取引することで利益を出す投資です。短期的に売買を繰り返して利益を出すことを想像する人が多いかもしれませんが、FXでは長期的に(日をまたいで)外貨を保有することでスワップポイントと呼ばれるお金を受け取ることができます

今回は、筆者がDMM FXで実際に取引を行って結果をお見せするとともに、初心者でも分かりやすくスワップポイントの受け取り方を解説します

投資は自己責任です。本ページは投資を推奨するものではありません。後述しますが、FXは大きな利益を生むことがある反面、投資した額以上の損失を生む可能性もあります。しっかりと知識を身につけ、資金にも余裕を持つことが必要です。

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FXとは

レバレッジで大きな金額を動かす

FXは日本円や外国の通貨を取引する投資で、名称は外国為替(Foreign Exchange)の略が由来です。

大きな特徴の一つとして、”レバレッジがかかる”ということがあります。これは、少額の金銭(証拠金という)によって多くの金額を動かし利益を出せるということです。

例えば、「1ドル=100円」のときに手元の4万円を米ドルに交換したとしましょう。「1ドル=102円」になったとき、通常の取引では

40,000円 ×(102/100 – 1)= 800円

の利益が発生します。一方、FXでは25倍(一例)のレバレッジがかかるので、利益は以下のようになります。

40,000円 × 25 ×(102/100 – 1)= 20,000円

図を見るとわかりやすいでしょうか。このように、FXではレバレッジによって大きな金額を動かすことができるのです。4万円の証拠金で最大10,000ドルを動かすことができるというわけです。なお、FXでは証拠金で外貨を保有することを「ポジションを持つ」と言い、ポジションを決済した時に利益や損失が確定します。

さて、為替は思い通りに動く場合ばかりではありません。

運悪く「1ドル=97円」になると、上図のように3万円損します。4万円が1万円になってしまいます。

では、「1ドル=95円」になったらどうなってしまうのでしょうか。実は、損失が膨らまないような仕組みがあります。それがロスカットです。

ロスカットとは

先ほど3万円損する例をお見せしましたが、実はほとんどの場合こうした事態にはなりません。過剰な損失を防ぐため、FX取引会社が「ロスカット」という仕組みを用意しているからです。

これは、証拠金が50%(DMM FXの場合)しか残っていない状態になったら強制的に決済しそれ以上の損失を防ぐという仕組みです。このシステムがFXのリスクに対するある程度の安心材料となります。

しかし、急速に為替が変わった場合や取引の流動性が低下している(取引する人が非常に少ない)場合などにロスカットができない、または遅れることがあります。その場合、損失が投入した証拠金を上回ることがあり得ます。こうなると大変で、借金していることになりFX取引会社に返済を迫られることになります。

また、そこまでの事態にならなくても、ロスカットされると一時的な急落に耐えられません。例えば、一度「1ドル=97円」になった後「1ドル=105円」になっていても、一度ロスカットされてしまえば「1ドル=98円」の時点で決済されてしまい損失が確定します

これを防ぐためには、証拠金を多く入金しておきます。4万円というのは10,000ドルの取引に必要な証拠金の「最低金額」であり、実際はもっと多くの金額を入れておくことが重要です。つまり、「1ドル=90円」になる可能性があると思うなら、20万円以上入金しておかなければならないということです。ここは個人でリスクとリターンを考えて決める必要があります。

スワップポイント

DMM FX 公式サイトより

さて、今回の本題です。スワップポイントとは、FXでポジションを日をまたいで保有すると毎日もらえるお金です。1年365日、毎日発生します。土日・祝日は入金はありませんが、後の平日にその分追加された金額がもらえます。

これは、国によって「政策金利」が異なることが原因です。経済ニュースで「アメリカの金利が~」のような話を聞いたことがあるのではないでしょうか?詳しく理解しなくても構いませんが、「日本は低金利なので高金利の国の通貨を持つとお金が入ってくるんだなー」と思ってもらえればOKです。

では、各通貨のスワップポイントを見てみましょう。例としてDMM FXの2023年5月24日(水)の場合を挙げます。(※土日祝等の分の割り増しがない日です。)

通貨(一例)米ドル英ポンドメキシコペソ
スワップポイント(円)20622325
1万通貨の金額(円)(参考)1,392,8801,723,08578,223
必要な証拠金の最低額(円)55,71568,9233,129
為替レートはgoogleファイナンスの終値より

一見「英ポンドがいいのでは?」と思うかもしれませんが、そもそも上記のスワップポイントは「1万通貨あたりの金額」なので、同じ投資額で考えればメキシコペソが高額です。メキシコペソはスワップポイント狙いの投資家に人気の通貨です。

ただし、証拠金は余裕を持たせておくことに注意しましょう。特にスワップポイント狙いであれば長期で保有するので、実質のレバレッジを3倍程度にとどめておくのが良いと言われています。例えば、1万メキシコペソでは証拠金の最低額は(78,223円/25=)3,129円ですが、(78,223円/3=)約26,000円ほど入金しておくのが良いということです。(あくまでも目安。)

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実際にやってみた

では、実際にスワップポイントで稼ぐべく、取引を行ってみた過程を紹介します。今回はもともと持っていた「DMM FX」の口座を使いました。

口座開設

DMM FXの口座開設方法の動画を貼っておきます。(動画が見れない場合

※DMM.com証券となっていますが、DMM FXでも口座開設の手続きは同様です。

平日に「スマホでスピード本人確認」を利用すれば、最短1時間で取引が開始できるそう。

DMM FX 公式サイトより
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購入方法

DMM FXでは、1万通貨が取引できる最低金額です。取引の最低金額やスワップポイントの額を考えて、今回はメキシコペソを買ってみることにしました。

流れとしては、口座開設後、ログイン→入金→購入です。

口座開設後~購入まで
  • 1
    マイページにログインし取引ツールを開く

    マイページにログインすると、取引ツールの選択肢が表示されます。今回は「FX STANDARD」を選びます。

  • 2
    取引ツール下部の「入出金」をクリック
  • 3
    「クイック入金」で入金を行う

    金融機関と入金金額を入力し「確認」を押すと各金融機関のネットバンキングページに飛びます。

  • 4
    ネットバンキングで操作

    注意深く入金操作を行いましょう。完了すると上記の画面が表示されます。

  • 5
    通貨を選択する

    矢印の部分を押して、通貨を選択します。筆者はメキシコペソ(MXN/JPY)を選択しました。

  • 6
    買う

    数量を確認し、矢印の部分の「買 Ask」を押します。1Lotとは1万通貨(1万メキシコペソ)のことです。押した瞬間に購入されるので、押し間違いに注意しましょう。最初は少額からがおすすめです。

  • 7
    完了

    購入できました。購入後は画面下部に「ポジションサマリ」が表示されます。なお、購入直後はスプレッドの関係で必ずわずかに損失が発生しますが、時間がたてばそれ以上に為替が動いていきます。

購入が完了したら、あとは待つだけです。スワップポイントは勝手に付与されていきます。(※相場は気にしておきましょう。)

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1週間後の結果

月曜日の夜にメキシコペソ・1Lotの買いポジションを保有してから5日間経ちました。今週の結果をお見せします。

スワップポイントに加え、運よく円安・メキシコペソ高が進んだことで売買益も得られる状況です。

取引ツールのポジション照会タブに「スワップ振替」というボタンがありますが、DMM FXではこれを押すと口座にスワップポイントのみが入金されます。ポジションを決済することなくスワップポイントだけ受け取れるということです。

スワップポイントについては、以下の通り付与されています。月曜日に保有を始めたので、付与は火曜日からです。5/25は土日等の計4日分です。また5/29は0円となっていますが、メキシコの祝日か何かなのだと思います。この日の分も後日まとめて付与されます。

付与日金額(円)
5/23(火)21
5/24(水)25
5/25(木)104
5/26(金)27
5/29(月)0
合計177

スワップポイントの変動がないとすれば、月に700円程度入ってくる計算です。為替レートが変動するリスクと天秤にかけてどう判断するか、難しいところですね。

また、レートは以下のように動きました。タイミングよく円安の波に乗れた感じでしょうか。もちろん損する可能性もあります。

購入時のレート(買)7.729
週終了時のレート(売)7.975

スワップポイントだけで生活はできるのか?

メキシコペソのスワップポイントで考えます。上記の通り、1Lot(1万メキシコペソ)で月700円程度入ってきます。それに必要な資金は、安全をみて3万円ほど。

つまり、スワップポイントの変動がないとすれば、次の表が成立します。

1月あたりのスワップポイント必要な投資額(レバレッジ3倍弱)
700円30,000円
5,000円214,000円
10,000円428,000円
50,000円2,140,000円
100,000円4,280,000円
150,000円6,430,000円

年利にすると30%に迫っているので、高配当株投資などとは一線を画しています。しかし通貨というのは長期的に上昇トレンドがあるものではありませんから、為替の動きを考えるとリスクはかなり大きいですね。

月10万円なら、必要な金額は400万円越え。有力な選択肢にはなり得ますが、よく検討しないといけません。

挑戦してみようという方は、まずは1Lotから購入してみることをお勧めします。

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DMM FXのおすすめポイント

さて、筆者はDMM FXで取引してみて非常に簡単で扱いやすいと感じました。筆者が実際に良いと思ったDMM FXの特長を掲載しておきます。(記事作成時点(2023/5/28)の情報です。)

最短1時間で取引スタート

DMM FX 公式サイトより

取引ツールがわかりやすい

DMM FX 公式サイトより

「STANDARD」は初心者でもわかりやすい構成でしたし、中・上級者向けの「PLUS」もあります。もちろんスマホアプリも用意されています。

手数料無料、24時間対応

DMM FX 公式サイトより

クイック入金を使えば、入金、出金等で手数料がかかるタイミングがありません。それに24時間即座に追加入金できます。サービスとしては非常に良くうれしいですね。

LINEサポートあり

DMM FX 公式サイトより

DMM FXでは電話やメールの他になんとLINEで問い合わせをすることができます。分からないことがあれば何でも聞けるので安心です。

まとめ

FXでスワップポイントを狙うのは、為替の動きをそこまで気にしなくてよく、また操作も簡単なため始める障壁が低いように感じました。

ただし、やはり相応のリスクがあるので、正しい知識と資金の余裕を持つことが大切です。くれぐれも自己責任でお願いしますが、筆者はもう少し続けてみようと思います。

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