【作例つき】動画生成AI「Runway Gen-2」使い方を解説

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Runway Gen-2」は簡単に無料で、テキストから動画が生成できるAIツールです。

生成AI開発企業のRunwayはこれまで、AIを用いた画像生成ツール(テキスト→画像)や映像編集ツール(映像→映像)を提供していました。先日、ついに映像生成ツール(テキスト→映像)が一般公開されましたので、実際に使ってみつつ、使用方法を解説します。

この記事のポイント

  • 「Runway Gen-2」無料版では、1つあたり4秒、最大合計105秒の映像を生成できる
  • 使い方に難しい点はなく、テキスト(日本語OK)を入力してボタンを押すだけ
  • ただし、無料版では画質が制限される
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まずは作例から

以下が「Runway Gen-2」(無料版)を用いて作った映像です。

プロンプト(指示文)として、以下のテキストを入力しました。

A boy and a girl with future-like weapons walk on the night street in a cyberpunk city, a starship flying in the sky in front of the moon.

細部はあまり正確に表現されていませんが、おおよその雰囲気はかなりいい感じではないでしょうか。

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使用方法

「Runway Gen-2」の使用方法を解説します。

1. アカウント登録

まず、「Runway Gen-2」公式サイトにアクセスし、右上の「SIGN IN TO RUNWAY」をクリックします。

中央の「TRY RUNWAY FOR FREE」をクリックします。

アカウントを作成します。「Sign up with Google」でGoogleアカウントを使用すると簡単なのでおすすめです。

2. プロンプトを打ち込む

サインアップできたら、中央の「Introducing Gen-2」をクリックします。

テキストボックスが表示されるので、生成したい映像の指示文(プロンプト)を打ち込み「Generate」を押します。プロンプトは320文字以内で、参考とする画像を追加することもできます。

追記:プレビュー機能が追加されました。

プロンプトを打ち込み「Preview」を押すと、候補の画像が4つ表示されます。いずれかをクリックすると動画の生成が始まります。

プレビューではクレジットは消費しないため、何度もプロンプトの変更が可能です。

生成が始まります。

1分程度待つと映像が完成します。

今回は試しに日本語で「太陽と宇宙船」と打ち込んでやってみましたが、無事にそれっぽい映像が生成されました。動画の右上部分からダウンロードもできます。これはすごい。

なお、生成される動画の長さは4秒・24fpsで、解像度はかなり控えめです。

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無料版には制限がある

生成AIツールにはつきものですが、無料版にはいくつか制限があります。無料版と有料版を比べてみましょう。

無料版StandardPro
月額料金015$
(年払い:12$)
35$
(年払い:28$)
映像の長さ4秒4秒4秒
映像の合計105秒
(1回きり)
無料版+
125秒/月
無料版+
450秒/月
解像度768×4481536×8961536×896
ウォーターマーク
(透かし)
ありなしなし

他にも、映像編集ツールとして使う場合の様々な差異があります。(クラウドの容量など。)

まとめ

Runway Gen-2」、興味を惹かれましたでしょうか。細かいディテールまで的確に指示することは難しそうですが、それでもかなり革命的なツールだと感じます。日本語による入力にも対応しているのが嬉しいところです。(英語の方が精度が高いような気はしますが。)

ただ、実用的に使うには解像度の低さが問題になりそうです。実際に作品などに使いたいという方は有料版の検討が必要でしょう。

無料版ですぐに試せるので、ぜひやってみてください。

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